jQuery入門道場 jQueryの使い方

2章 セレクター

セレクト回数を減らそう

「メソッドチェーン」で見たように、一度選択したjQueryオブジェクトに鎖のようにメソッドを繋いで書くことができました。そのように書くことで、セレクターによるjQueryオブジェクトの選択を1度で済ませることができます(=余計な負荷を減らせます)。しかし、場合によっては、散らばった場所において、同じjQueryオブジェクトを参照しないといけないこともあるでしょう。そのような場合、メソッドチェーンも使えなくなります。そのような時は、一度選択したオブジェクトを変数に格納するようにすると良いでしょう。(負荷やメンテナンス的にも)

var div1 = $("#div1");
 
// ここで
div1.xxx("xx");
 
// また別の場所で、
div1.yyy("yy");
 
// これまた別の場所で、
div1.zzz("zz");

この時、人によっては、変数名を$から書く人もいます。これは、その変数が、jQueryオブジェクトを格納していると一目で分かるようにするためです。

var $div1 = $("#div1");

他の人のプログラム見た時に、戸惑わないようにしておきましょう。